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写真集 フィリピン残留日系人の痛みと生活 top


生きていた元日本兵オダ・ケイゾー。
戦争中行方不明となり戦死扱い。広島県加計町に墓がある

手榴弾の暴発で左手の指二本を失ったハギオ・ユキトシ。
ダバオ近郊ミンタルの日系人墓地で

山の中から町へ連れてきてもらったオダ・ケイゾーの住い


父の形身、日本の海軍旗を持つアラカワ・ヒコタロウ

ナカムラ・フサコの息子の日系三世はジープニーの運転手。
都会暮らしでは恵まれている方だ

「これが私の父さんです」――マツダ・ミチコ

ホンダ・ヨシオの父が大事に使っていた印鑑と両親の写真


戦前日本人労働者の手で開かれた
避暑地バギオへのペンゲット道路


太田恭三郎の碑も今では……
大田は
多くの日本人移民を連れてペンゲット道路を建設した後、
ミンダナオ島に移り、ダバオでのマニラ麻栽培で成功した。


首都マニラの北方にある避暑地バギオ

「お父さんは行方不明、でも今も日本で生きているのでは」
と思っているナイトウ・シオリ

病気で入院し、退院したばかりのカジオカ・ナニワ。
父の写真を大切にかざっていた


10人の子を持つヤマウチ・ヨシカズ。家は建築途中


日本語の通訳もやるジョー・シロマと妻

マニラ市内の住宅地の通路。共同の洗濯場兼物干し場だ

典型的なフィリピンスタイルの家に住むイワオク・トシコ

カワハタ・ツトム夫婦

父の位はいを手にオオシロ・ツイチ


マニラ市内の川辺のスラム街


ドブ川の上に住む――ダバオ市内

ダバオのスモーキ・マウンティンと呼ばれるゴミ捨て場で
カネ目のものを探す住民たち。少年の姿もまじる。


祈祷師(きとうし)のような医者。左の女性が日系二世のスミ


マニラ市内で。川の対岸はスラム街が見える。
オクシマ・リョノーラ

上総(かずさ)掘りの井戸

蚊帳(カヤ)は年間通じての必需品

手のしわにきざみこまれた戦後50余年

焚き木で燃やすカマド

“定員オーバー”のトラック。
ひっくり返って大勢の犠牲者が出ることもある


マグロの水揚げ。良い魚は日本へ送られる


ダバオにある世界救世教の教会。日系二世のスナガワ兄弟

カワバタ・ツトムの家の中

来日した日系人32人の観光コースの一つが靖国神社だった


若き日の父の写真をかざっでいるヨシダ・シゲル

ルソン島バギオに残る鳥居


バナイ島の集団自決で生残ったカワカミ・タケノリ

第五回フィリピン日系人大会。マニラ市内

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